前回の潜在意識への情報伝達の実験の続きです。 実は、かなり昔に、CPTでは、複数の方法で潜在意識への情報伝達についての比較実験をしたことがあります。 比較は、
- input method
- アルファ波が優位の状態
- 催眠状態
- 通常の意識状態
です。結果はというと 最も情報伝達が悪いのは、通常の意識状態で、イメージをしたり、言葉を唱えるという方法でした。 input method>催眠状態>アルファ波が優位の状態>>通常の意識状態 もちろん、経験的にも、このようになるのは予想されていました。 経験的なことをお話しすると、input methodと催眠状態は類似していますが、アルファ波が優位の状態とこれらの状態には、かなり異質な状態です。たぶん、あなたが、なんらかの瞑想体験があり、効果を実感されている場合、この私の主張には、納得されると思います。 ただし、催眠状態とinput methodを比較した場合、明らかに、input methodのほうが、情報伝達は、優位です。 つまり、input methodと催眠状態(瞑想)では、断層がありそうなんです。(状態的には) これらのことは、当たり前といえば、当たり前です。なぜなら、通常の意識状態で、潜在意識に容易に情報が伝わるほうが、大問題だからです。